ユーロ
3/24NYT クルーグマン教授のコラム「ホットマネー(熱銭)の憂うつ(Hot Money Blues)」。 キプロス後のグローバルな資本移動がどのようになるかを展望したものである。 キプロス危機の結末がどのようになろうとも、一つだけ確実なことがある。今後数年間は…
地中海の小国キプロスがユーロ圏を揺るがしている。 3/21NYT クルーグマン教授の Treasure Island Trauma がその実態を暴く。キプロスはタックスヘイブンでマネーロンダリングの場となっていることはあまり知られていないようだ。次のサイトでタックスヘイブ…
2/27日経・総合2面「イタリア政局、長期混乱も」 同・国際1面「イタリア混迷 欧州に暗雲」「反緊縮、波及の恐れ」 同・社説「イタリア再生にねじれの壁」まるでユーロ危機が再燃するかのような報道である。確かに世界の金融市場の動きを見るとそう思っ…
9/27/12NYTコラム Europe’s Austerity Madness http://www.nytimes.com/2012/09/28/opinion/krugman-europes-austerity-madness.html?_r=1 ECBが問題諸国の国債を買い入れると発表し、市場を安心させた。しかし、買い入れ条件は緊縮策を更に推し進め…
Economist The euro Tempted, Angela? A controlled break-up of the euro would be hugely risky and expensive. So is waiting for a solution to turn up Aug 11th 2012 | from the print edition http://www.economist.com/node/21560269 ユーロ解体に関…
Charlemagne Une rentrée chaude Euro-zone leaders are hoping for a quietish August. But the autumn will bring storms Aug 4th 2012 | from the print edition http://www.economist.com/node/21559925 ユーロの今後についてのエコノミスト紙の記事とそ…
Economist Spain and the markets The Spanish patient A full bail-out of the euro area’s fourth-largest economy is looming Jul 28th 2012 | from the print edition http://www.economist.com/node/21559659 表題記事とその抄訳。ECBのドラギ総裁の「…
Spanish woes Hard pounding Spain discovers that bail-outs bring austerity and lost freedom Jul 14th 2012 | MADRID | from the print edition http://www.economist.com/node/21558620 Economist からの表題記事とその抄訳。 FOR Spain’s prime minist…
7/1NYT ポール・クルーグマン 「ヨーロッパの大きな幻想」からの抜粋と抄訳。 http://www.nytimes.com/2012/07/02/opinion/krugman-europes-great-illusion.html マドリッドからの発信である。 The point is that the prospect of disaster, no matter how o…
Economist Europe on the rack Why the euro is breaking the European dream by Charlemagne Jun 30th 2012 | from the print edition http://www.economist.com/node/21557806/printユーロが年末までに経済的拷問により持続しないかもしれないという考察と…
日本はギリシャ化するという誤り消費増税をめぐる議論で、野田内閣閣僚から今の財政状況を放置すると日本はギリシャ化するという発言があった。この発言は消費増税を実現するための国民へのブラフであったと思いたいが、もし本気でそのように思っている閣僚…
6/23/12 Economist Angela’s vision The promised land that lies ahead keeps receding into the distance By Charlemagne http://www.economist.com/node/21557371 Jun 23rd 2012 | from the print edition Charlemagne(仮名)というコラムニストのユー…
CNNJapan 6/21ギリシャ連立政権発足 ギリシャ連立政権発足、支援条件の見直しへ http://www.cnn.co.jp/world/30007060.html アテネ(CNN) ギリシャ議会の再選挙で第1党となった新民主主義党(ND)は20日、第3党の全ギリシャ社会主義運動(PASO…
6/17/12NYTのポール・クルーグマンのコラム記事“Greece as Victim”。 ギリシア危機について、我々はギリシア的なあらゆるものが誤っているという多くの議論を耳にする。ギリシアに対する非難のいついくつかは正しいが、いくつかは誤っている。だが、それらの…
6/13/12 The Wall Street Journal (WSJ) Risks rise as Europe’s banking ties fray by David Wessel ( economics editor for The Wall Street Journal ) http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303444204577462162917208578.html?mod=WSJASIA_hpp_…
6/10日経「ユーロ圏、銀行支援の用意」「スペインに抜本処理迫る」 ユーロ圏の各国政府は9日の財務省会議でスペイン政府に対し、欧州連合(EU)の資金を使って銀行の資本増強に取り組むように促した。不動産バブルの崩壊で資産が痛んだ銀行の「抜本処理」へ決…
4/17日経 「不安再燃 スペインが震源」「国債利回り6%突破」日経の報道のようにスペインがおかしくなってきた。だが、日経はその原因を「財政再建への明確な道筋を示せないスペインが再び市場の不安を読んだ」としているのは、強引な付会ではないか。「…
平成23年12月16日(金)今日の日経はこれまでの論調が変わる転換点のように思われる。1. 一面特集「ユーロ 遠い安定」 バーナンキ議長の発言を引用、「ユーロが崩壊を始めれば、米経済も打撃を受ける」と共和党上院議員に伝えたという。これまでの日経はEU首脳…
最近の欧米の論調にはヒトラーやドイツの権力という言葉が目に付く。12/11ポール・クルーグマン(PK)“Depression and Democracy”では、ヨーロッパに起こりつつある政治的変質(民主主義から独裁主義への動き)を憂いている。PKは政治の最前線でも経済と同じ…
Europe's great divorce エコノミストより Dec 9th 2011, 8:03 by Charlemagne | BRUSSELS記者Charlemagne氏(仮名、仏語シャルルマーニュ大帝、独語カール大帝:742-814)12/9(金)5AMに、EU本部でユーロ安定化の協議が終結した。その合意とはどのようなも…
ギリシア首相の国民投票発言で、ユーロの動きが定まらない。こんな動きを想定していたのが、ポール・クルーグマン(PK)の10/23/11付けNYTのコラム“The Hole in Europe’s Bucket” だ。その中で古くからの童謡 ”There’s a Hole in My Bucket” を引用して、ユ…
10/2/11日経「けいざい解説」土屋直也氏 「ユーロ離脱は現実的か」というコラムで、2001年のアルゼンチンのドル・ペッグ離脱の例を掲げて参考になる。このコラムではECB元専務理事オトマール・イッシング(Otmar Issing)氏の独・週刊誌スターンとのインタビュ…
The Economics “ Be afraid” 10/1/11(?) Unless politicians act more boldly, the world economy will keep heading toward a black hole.この記事からユーロ圏として緊急に実施しなければならない対策、今後の経済の見通しを抜粋する。優先度の高い対策…
優先順位の誤りポール・クルーグマン(PKと略す)のNYT9/12/11(日)のコラム “An Impeccable Disaster”(申し分のない惨事)より。コラムでは、ECB総裁・トルシェの発言「ECBはインフレ阻止の番人として申し分のない仕事をしてきた」を引用し、PKはその通り…