2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

働き方改革というまやかし

今国会での最重要法案が働き改革法案であるとされる。働き改革法案は、長時間労働の制限などの甘味材をまぶしているものの、全体は国と財界が一体となった残業代抑制策である。安倍政権は、憲法改正に財界からの支持を得るために、最重要法案として働き改革…

4/27南北首脳会談を見ての感想

金正恩は、お付の人と比べると20cmほどのチビに見えたけれど、SPの背が高いので低く見えた。文在寅と同じくらいの身長。文在寅と手をつないで北側へ行ったのには驚いた。 金正恩はデブで歩くのに苦労していると言われていたけれど、正常に歩いていた。 二…

トランプ保護主義の行方、アメリカ・ファーストにうろたえるな

貿易黒字を計上する中国や日本は、自由貿易を守れと主張する。多額の貿易赤字を計上するアメリカは、輸入制限を行なおうとする。利害が分かれる国同士で意見が異なるのは、夫々の主張はご都合主義であることを示す。日中の主張は自国(輸出業者)の利益を擁…

朝鮮戦争終結、平和宣言

昨夜の報道ステーションで、北・南・米・中は朝鮮戦争終結宣言、平和宣言に向けて進んでいると伝えていた。 今朝の時事通信は「北朝鮮、弾道ミサイル発射中止=核実験場廃棄、経済建設に集中」と伝える。4/20日経の「日米首脳会見の要旨」では全体のスペースの5…

現金決済が多いのは便利な通貨がないから、消費者のせいではない

日経は消費者の現金決済が国際的に多いことを問題にしている。まるで政府の広報のようにキャンペーンを繰り広げる。 曰く「流通コストが8兆円かかる」「消費者に現金の安心感がなお根強い」「ATMが張り巡らされて消費者に利便性の問題がない」と。その結果、…

官僚達の反乱か?

次々と無かった筈の書類が出てくる。お役所では内部通報の嵐が吹き荒れているのだろう。これからもビックリするようなことが飛び出してくる予感がする。・防衛省の日報 ・財務省の口裏あわせ ・愛媛県庁の加計学園面談記録

「女性が輝く社会」は何処にある?

「女性が輝く社会」が最重要用課題だということがウソだということがばれた。安倍首相のウソのつき方は病的としか思えない。政府の管轄する団体が女性迫害の先頭を行っている。 ・女性の救助者に対して相撲協会の土俵からの退場を促すアナウンス。 ・伊調選…

一律の賃金では、卒業生は将来の進路を決められない

日本では新卒の一括採用が当然とされていて、しかも同一条件である。 採用者はそれでも良いのかもしれないが、新卒者にはどの業種に進むのかが見えてこない。4/2日経「データ分析のプロ育成」「日立など9社、5大学と」は、採用側の育成だけが伝わるが、学生…

投資銀行も中抜きされる将来

スウェーデンの音楽配信業者のスポティファイがNYSEに上場した。時価総額は265億ドルであった。17年12月期の売上高は40億€、最終損益は12億€の赤字。 注目すべきは、Direct Listing という引き受け証券会社を選ばず、株式の新規発行や売出しを行なわなかった…

北に時間稼ぎされるとか制裁緩和だけを持ち去られるという自虐観

普通なら一度だまされたら今度はやり返そうと思う。 ところが日本政府は、向こうは悪賢いので今度もだまされそうだから対話は止めようという。 これでは日本が北よりお馬鹿さんで、何度やっても勝てないことを認めていることになる。 そういえば、制裁の圧力…

東アジアの新秩序、日本は孤児に

北、南、中国、アメリカを中心に東アジアでの新しい秩序構築が進んでいる。ロシアもそのうち入って来るだろう。独り取り残されているのが安倍政権で、トランプ大統領にすがって仲間に入れてもらうしか手はない。高くつくのではないかと心配する。 友好な国交…

岩田規久男・元日銀副総裁の総括

どうして自己正当化するのか、素直に現実を見ることができないのか。 緩和推進「単純すぎた」 岩田・前日銀副総裁 物価2%目標実現できず 2018/3/28付日本経済新聞 朝刊 日銀が異次元の金融緩和を始めて5年。積極策を主導した「リフレ派」の岩田規久男・前…