2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

消費増税対策 プラマイ0で乗り切る政府の対策は功を奏するか

8/26日経核心「嵐に窓開けないために」「消費増税、備えは万全か」編集委員・滝田洋一 からの概数値(単位:兆円)。 項目 金額 1%の増税による負担増 2.87 2%増による負担増 5.7 軽減税率による負担減 -1.1 タバコ税・所得税の増加 0.6 ネット負担増 5.2 …

ソフトバンクG(SBG) 、ファンド出資の役員・従業員に融資 200億ドル

この記事を読んで、SBビジョンファンド2の募集が苦戦しているのではないかと思った。 2号ファンドの総額は1,080億ドル、内380億ドルをSBG。今回の融資が全額実施されれば、50%以上がSBGとその役職員が出資することになる。異常な比率だ。 アメリカに、自社…

ユニゾンVS HIS と ココカラVS マツキヨ VS スギ

HISはユニゾンに40%を上限に一株3,100円の買収提案を行なった。これに対し、ユニゾンは、米投資会社・フォートレスと組んで、同4,000円で全株を買い取り上場廃止することを発表した。 この買収劇は、買取価格が明示されているので分かりやすい。 これに対し…

日韓協定は「完全かつ最終的に解決された」のか 北と南はいつか統一する

安倍政権は日韓請求権協定を理由に韓国に対し誠実な対応を促す。だが日韓協定は未来永劫の真理なのか。 日韓協定 第二条は次のように定める。 両国は請求権問題が完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する 日韓協定は北と南の分断が固定され、北…

やや意外なGDP Q1(4-6)

一部でマイナス成長かと言われていたのが、実質で前期比0.4%増、年率1.8%増であった。 前期は、輸入の4.3%減があり0.7%(年率2.8%)というやや大きな数字であったので、今期はその反動が出ると見られていた。今期の輸入増は1.6%で、外需の寄与はマイナ…

ゴールの見えない日韓対立

日韓対立は、泥沼化し、どんな出口があるのかが見えてこない。 安倍政権は当初徴用工問題への韓成府の対応を理由としていたが、その後安全保障問題にすり替えたように、緻密な作戦があったように思えない。参院選を前に、右翼の支持を取り付けることが狙いだ…

親会社ヤフーとアスクルの主導権争い

話し合いで決着しないとなると、① ヤフーはアスクル株を転売して手を引く、② ヤフーは敵対的買収を行い、完全子会社とする、③ アスクルはスポンサーを見つけてヤフーの持株を引き取ってもらう(アスクルが買い戻すことを含む)。 親子上場の矛盾が噴き出して…

リブラには信用創造機能(貸付を行なう機能)はあるか

可能である。 ただこれには銀行免許を取得しなければならない。そうなるとリブラ銀行であって、リアルの銀行との違いは、キャッシュを受け渡すかスマホでやり取りするかだけになる。 途方もない巨大銀行が出現することになる。