経済学が心理学に変わった時、

2013年黒田総裁が就任した時、日銀は消費者がインフレ期待を持てばデフレを脱却できるとした。そのために金融を緩和すれば、消費者はインフレ期待を持つと。

現実は、人々の期待は不発で、原料費高、円安が物価を上昇させて、企業は値上げに進む。

 

今回の物価上昇は、コロナ過を機に消費者が消費活動を変えたので企業が値上げに踏み切ったと主張するするエコノミストがいると、2/17大機小機は指摘する。これでは、黒田総裁下の日銀と同じで、期待する心理に頼り切っている。

 

経済学は心理学とは別の学問体系であることに戻り現実を冷静に分析してもらいたい。

 

2/17大機小機「物価高、“期待”だけで語る危うさ」与次郎

「期待」という言葉が経済学者、エコノミストの頭を支配するようになった。