2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

就活にかかるコスト 学生サイドだけで1,935億円

経団連の中西宏明会長が「就活ルール」の廃止に言及して以来、就活に関する色々な論評が発表されている。それらの論評は、就活の存在を前提として、就活そのものが必要かどうかは考察されていない。就活にかかるコストは、学生側だけでも膨大な金額になる。…

消費増税対策 過ぎたるは及ばざるが如し

消費増税への対策に「あらゆる政策動員」をする。財源が出来たので、いくらでも金は使えると思っているかのようだ。極めつけは、安倍首相の大学無償化・幼児教育無償化である。それで2兆円。親分が増収の半分を取って、子分は残りを分け合っているような光景…

ドンキとファミマの事業入れ替え

ドンキがファミマのスーパー事業60%を取得し、完全子会社とする。約200億円。ファミマはTOBでドンキの株式20%を取得し、関連会社とする。約2,000億円。どちらが主導権を握って、このディールを仕切ったのか。金の流れからは、ファミマがドンキの10倍ほどを…

将棋を世界的ゲームに広げる、ネックは漢字

囲碁は世界的に普及した国際ゲームになった。将棋は相変わらず、日本国内だけのローカルゲームにとどまる。ゲームとしては、国内では将棋人口が囲碁人口の倍あるので、将棋のほうがゲームとして面白いのだろう。日本人だけが偏った好みを持っているのではな…

日本版キャッシュレスは使い物になるのか

政府はキャッシュレスを普及させるために、日経やNHKに働きかけているようだ。10/6 NHKスペシャルでは「世界から現金が消滅」という特集を放映していた。10/6日経夕刊は、「お小遣いもキャッシュレス」という記事を一面トップに掲げている。キャッシュレスの…

オノ・ヨーコがイマジンの共作者になる、レノン・オノでクレジットされるのか

オノ・ヨーコ(85)は2016年2月に「意識不明で緊急搬送」と伝えられ、その後も報道がなかったので、寝たきりになったのかと思っていた。 9/30Nikkei Styleがヨーコを特集して元気な様子を伝えている。今でもジョンと暮らしたダコタハウスに住んでいる。 その…

すかいらーく創業者・横川竟(きわむ、1937年11月1日生)が明かすMBOの真相

日経9月の私の履歴書は、すかいらーく創業者・横川竟と3兄弟によるすかいらーく誕生から始まるレストランビジネスの歴史を描く。 そのなかで驚かさせられたのは、すかいらーくがMBOによって上場廃止になった裏話である。公表された声明には市場を気にせずに…