2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

W杯、負け戦すら支配する西野J, それでも免れぬリスク

ポーランド戦後半の日本チームの戦いに寄与豹変が喧しい。 この局面でのリスクの取り方は、指導者によって様々だっただろう。 各界の指導者ならこんなことになったのではという、クソ暑い中での妄想。名門企業社長A: 責任は私がとりますので、選手に任せます…

東芝、取締役を増員する

6/27東芝株主総会。減資、メモリー事業分離後は営業利益が5千億円超から7百億円に縮小。身丈にあった体制にすることが進んでいる。その中で異様なのは、取締役を10名(社外6)から12名(社外7)に増員することだ。 東芝は縮小均衡の過程にいる。業務執行もメ…

W杯、鼻差で予選突破。8位にアップセットならず

日本はポーランドに0-1で敗れる。 自力突破を逃し予選敗退の危機だったが、同時刻に他会場で行われた一戦で、コロンビアがセネガルに勝った(1-0)ため、コロンビアが勝ち点6でトップ通過。日本はセネガルと勝ち点4で並んだが、反則の2ポイント差(6VS4)…

W杯、レート17位セネガル戦、大善戦 2-2

26:30 75:00本田が同点弾を入れる 2-2 27:10 終了 乾が良い仕事をした。最初の1点で追いつく、本田へのアシスト。 これまでの弱い日本は何処へ行った。監督交代でがらりと変わったのか。 サポーター:よく見えなかったが、同数程度に見えた。

急に変わる日経の対北論調 約束を守らない

少し前まで北は約束を守らないから、対北交渉は慎重にせよと日経は主張していた。ところが、安倍首相が対北サミットに前向きになると、そのような論調はぴたっと姿を消した。首尾一貫しないのはどうしてだろう。 最大限の圧力、CVID などと同じように忘れ去…

労働力の投入しか考えられない安倍政権

働き方改革とか生産性革命の本音が産業界が要請する人手不足への対応であることがはっきりしてきた。70歳定年とか外国人労働力の受け入れ拡大、女性活用など、労働力を投入してアウトプットを増やすという高度成長期の考えから少しも進歩がない。人口減少社…

【天網恢恢疎にして漏らさず】ということわざがある。天道は見逃すのか。

てんもうかいかいそにしてもらさず【天網恢恢疎にして漏らさず】 〔老子「天網恢恢、疎而不レ失」〕 天網は目があらいようだが、悪人を漏らさず捕らえる。天道は厳正で悪事をはたらいた者には必ずその報いがある。6/19産経 (加計孝太郎)理事長記者会見「記…

W杯、最大限のUpsetは日本が見せた

ランク16位に対し61位が完勝。2-1. 開始3分で、FKとレッドカードでハンデ2ポイントもらった。香川と大迫が良い仕事をした。前半終了近くで追いつかれるが、香川から交代した本田のCK が決まり、大迫が見事に押し込む。 ハリル監督から西野朗監督(1955年生ま…

トランプ大統領の政治スタンスと経済政策は正当化できるか

トランプ大統領の経済政策は滅茶苦茶だというのが殆どの論評である。トランプ氏はサミットの共同宣言は承認しないと宣言した。安倍首相が「自由で公正な貿易ルールを確認したサミットの宣言採択」と語っていたのは、フェイクそのものである。自由貿易を主張…

米朝首脳会談へのマスコミの評価と日本政府の怠っていたこと

6/12米朝首脳は共同声明に署名した。 具体的でないとか、時間稼ぎ懸念、などあまり肯定的な評価は見られない。それは各社の見方であろうが、目に付くのは、北へのネガティブ・キャンペーンが繰り返されていることである。曰く、うそつきである、約束を反故に…

米朝トップ合意の今後の見通し

6/14日経「米朝トップ合意 成否は第2幕に」 平岩俊司・南山大学教授、佐々江賢一郎・元駐米大使、李鐘元・早大大学院教授の対談記事が掲載されていた。 この記事から、次のような見通しが得られる。 1. 6カ国協議で今後の枠組みを議論するのか。それはないだろ…

日経やさしい経済学「財政赤字の将来負担を考える」を考える

専修大・野口旭教授の5/21から5/30まで8回の連載があった。 ・財政の持続可能性 ・負担の世代間公正の問題 このうち、後者の負担の世代間公正について論じている。 世代間公正について、二つの主張がある。 1. 現世代から将来世代への付回しである。世代間公…

米朝首脳会談:最大限の圧力とCVID の出所

米朝首脳会談の情報が官邸や役所から取れなくなったので、トランプ政権や金政権の発表がストーレートに伝わってくる。官邸の希望的観測というノイズがないので、米朝の進め方がわかりやすく伝わる。この中でハッキリしたのは、安倍首相がことあるごとに繰り…

IT巨人Google、Amazon、Facebook、Apple(GAFA)の破壊力

株式時価総額の上位を占めるIT業界の巨人の影響について5/17日経はFTラナ・フォルーハー(Rana Foroohar)のコラムを掲載している。ITの巨人が経済の主要プレーヤーになっている時代には投資も賃上げも冴えないのは、当然の帰結だ。例えばトヨタがアップルと…

日経記事の「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」の煩わしさ

日経で北の非核化が報じられるときに、繰り返し使われるCVID=complete,verifiable,irreversible,dismantlement(denuclcarization) は、本当に目障りだ。 おそらく官邸の指導なのであろうが、報道スペースの無駄遣い、日本人読者に刷り込もうとしても北に届…