2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

台湾有事の時期

習近平にとって台湾を回復することは、毛沢東にもできなかった快挙で、そこで初めて毛沢東をしのぐ最高の指導者として歴史に名を遺す。 節目となるのは、 1895年(明治28年)日清戦争の結果、日清興和条約により台湾割譲 1921年(大正10年) 中国共産党結党 …

リスキリングの狙いは転職をし易くすることだった、それは解雇をやり易くするためだ。

岸田政権は、雇用の流動化を狙っているようだ。雇用の流動化によって成長分野に人材が流れることを理由に掲げる。 岸田政権の狙いは、希望的観測ではないか。人が動くのは、好待遇の職場を提供できるからだ。 ところが日本の転職市場の現状は、転職すると給…

原発60年の上限撤廃に、60年以上前のテクノロジーに頼る情けなさ、

経産省報告 電力を安定供給。 最近の円安、Co2削減、電力ひっ迫に対処するためには、化石燃料依存を減らすことが一つの手段である。だが、その方策として60年前のテクノロジーに依存するとはどんなものか。 日本では、これまで一度だけ40年から60年の延長が…

中国共産党党大会で胡錦涛前総書記長が退席させられる

胡錦涛は、党規約の改正方針を決議する前の11時過ぎに席を立った(10/23日経)。 この異例の退席劇は、胡錦涛が党規約改正案に反対の意思表示を行うと観測されていたからではないか。長老を尊重する儒教国家中国でのこのような無礼を説明する理由は他に見当…

岸田首相 黄金の3年間ではなく泥沼の3年間、安倍政治からの脱却を天命と覚悟できるか

21年10月の衆院選と22年7月の参院選に勝利した岸田政権は、黄金の3年間を手にしたといわれた。ところが、実際には安倍政治の後始末で泥沼にハマったかのようだ。後始末はすべて安倍政治のものだ。今の課題は、順不同で掲げると次のようだ。これらに通底する…

防衛費、法人増税は選択肢 宮沢洋一・自民党税制調査会長

防衛費を2%に増額する財源(5兆円)について、自民党内に国債や消費増税による財源論があることに対し、宮沢税制調査会長は法人増税は‘選択肢’と述べた(10/15日経)。 台湾有事を想定した防衛費増額の財源については、誰が負担するのか、誰が利益を得るの…

Liz Truss英首相が退任、史上最短、

少し前に、投稿した。 英首相にリズ・トラス(47) Liz Truss 3人目の女性首相。エリザベス女王亡き後の多くの課題を前に鉄の女 マーガレット・サッチャーになるのか、泣き虫女 テリーザ・メイになるのか。見ものだ。 当時の評判では、鉄の女になるだろうと…

マイナカード、持ってて良かったを目標にせよ、

10/13日経夕刊「現行保険証 24年秋廃止」「デジタル相表明 マイナ一本化」 これまでマイナカードを申し込むとポイントを付けるとかが、ついに義務化で強制的に移行する。 普及率は22年9月末で49%、目標は22年度末にほぼ100%である。8,000億円以上の国費を…

円安はピークをつけるか、

10/13¥/$は147円後半になり、1990年8月以来の32年ぶりの安値となった。 最近の報道では、日米金利差が円安の要因であるかのように報じられているが、根本的な要因は、原油等の輸入増による貿易赤字である。 財務相・令和4年上半期中 国際収支状況(速報)…

スバンテ・ペーボ教授(67)がノーベル生理学・医学賞受賞、ネアンデルタール人、デニソワ人のDNA分析

10/3日経;スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2022年のノーベル生理学・医学賞をドイツのマックス・プランク進化人類学研究所のスバンテ・ペーボ教授(67)に授与すると発表した。 授賞理由は「絶滅した人類のゲノムと進化に関する発見」。 約3万年前…

「成長がなければ分配の原資は生み出されない」は本当か。

この文章の成長は、分配に関連しているので企業利益の拡大を意味する。 これは前に聞いた言葉と似ている。会社がもうかれば、その利益が滴り落ちる(トリクル・ダウン)。 だがアベノミクスの実験で、トリクルダウンは起きないことが明らかになった。利益は…

岸田文雄首相の所信表明演説(10/3)

1. はじめ 2. 経済政策 新しい資本主義の旗印の下、「物価高・円安への対応」「構造的な賃上げ」「成長のための投資と改革」を重点分野とする。 物価高・円安対応 構造的な賃上げ 成長のための投資と改革 新型コロナ・災害対策 外交・安全保障 選挙制度・憲…

バイデン大統領のぼけ、'Where's Jackie?'

'Where's Jackie?' Biden seeks lawmaker Walorski who died in August バイデン大統領の側近は、しっかり大統領を支えなければならない。トランプやプーチンを喜ばせてはならない。 9/29産経;【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領が28日に出席した…

バイデン大統領のぼけ、'Where's Jackie?'

'Where's Jackie?' Biden seeks lawmaker Walorski who died in August バイデン大統領の側近は、しっかり大統領を支えなければならない。トランプやプーチンを喜ばせてはならない。 9/29産経;【ワシントン=坂本一之】バイデン米大統領が28日に出席した…

英当局と日本当局の為替政策の違い、

ポンドは円以上に対ドルで低下している。だが、英当局は為替介入には動かない。日本とは何が違うのか。 為替介入は現状維持をする政策だ。輸入企業への補助金でもある。為替不介入は、経済を市場に委ねるということだ。どちらが有効かはすぐに後にわかる。 9…