2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今年の出生数急減 19年の出生数は870千人から880千人に 10年前から200千人少ない

11/27日経「今年の出生数急減」の憂うべき記事。 「1-9月、前年比5.6%減の67万人」「年間30年ぶり減少幅も」(26日公表の厚労省人口動態統計・速報による)。 日経は、「政府は土曜日の共同保育の推進など少子化対策の拡充を急ぐが、人口減に歯止めをかけるの…

 Business Roundtableが発表した5点の企業目的についての声明

この声明の一番目が、顧客への価値の提供(Delivering value to our customers)である。 これは本当だろうか。企業の本音は別ではないのか。 最近新しい経営手法として、ダイナミック・プライシング(DP)が注目を集めている。 DPでは、消費者余剰が最小化さ…

日産四半期業績Q2(7-9)が発表された

注目の日産Q2業績発表があった(11/12)。 Q2でどれだけの変化を示せるかであった。 Q1に比べ、数値は大きく改善している。 日経の報道には納得できない点がいくつかある。 ・業績低迷の責任をすべてカルロス・ゴーン(CG)時代の戦略(台数の拡大)に帰して…

ヤフーとラインの統合、収穫逓増企業は規模を拡大する必然性がある

11/14日経「ヤフー・ライン統合へ」「米中の巨大IT追う」 新会社を設立して、ソフトバンク(SB)とネイバーが50%ずつ出資する。新会社がZHD(現在のヤフーの親会社)を子会社化して、その下にヤフーとラインがぶら下がる。 ヤフー ライン 売上、億円 9,547 2,…

巨大プラットフォーマー(PF)への規制は正しい方向なのか

PFのような収穫逓増企業への規制は、利用者へのコスト負担増につながるかもしれない。 収穫逓増企業は、規模が大きいほどコストが逓減して、新しいサービスの提供などを通して利用者にメリットがある。 欧州型やカリフォルニア州の規制は、利用者の情報保護…

ブレグジットの行方は渾沌としている

ジョンソン首相の奇策で12日に総選挙が実施される。 この選挙の結果が読み難いのは、色々なケースがあり得るからだ。 与党が勝利する。 残留派が勝利する。 さらにロイターは、ボリス・ジョンソンが落選する可能性を報じている。落選の可能性は35%だという。…

自動運転の覇者は、自動車メーカーかグーグルか

この問題への回答は、これまで明確なものは示されなかった。汎用性があって機能の高いソフトを提供することが必要だが、どちらの陣営が潜在力を持っているのか。そのような環境を作り出せるのか。 この問題の回答を、10/28日経経済教室「革新迫られる自動車…