2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍首相 8/28辞任表明 またしても体調不良

8/24歴代首相の連続在任日数 2,799日で佐藤栄作(2,798日)を抜く。 安倍晋三首相の通算在任日数は19年11月19日、戦前の桂太郎と並び憲政史上最長の2,886日となった。 記録更新後にあっさり政権を投げ出したのは、政権維持の目的が(通算及び連続)期間の更…

JDIは「いちご」の下で再建なるか、官製経営の不手際

8/27日経は伝える。黒字化、2年でメド、と。 8/26の株主総会で、「いちご」から604億円の支援を受けることを決議した。 「いちご」は既に504億円を支援し、総額で11,008億円、議決権比率で80%超を握る。 JDIは6期連続で赤字を計上し、今後はアップル依存を…

真っ向から対立する経済専門家の見方 コロナ後の経済の行方

8/20日経「コロナが変えた値段、識者に聞く」は、識者による正反対の見方を掲げる。 素人からすると、どちらを頼りにするのか迷ってしまう。 木内登英・野村総合研究所「需要急減、デフレ懸念」 土井丈郎・慶応大教授「カネ余り、物価上昇も」 二人の見解は…

藤井棋聖、最年少二冠、8段へ

藤井聡太棋聖(18歳1か月)は、20日の王位戦で木村一基王位から4連勝で王位を奪い、最年少で2冠になり、同時に8段へ昇進した。 2冠獲得の従来の記録は、羽生善治9段の21歳11か月(1992)。 8段は、加藤一二三9段(80)の18歳3か月(1958)も抜く。 恐ろしい…

Q2(4-6)の成長率27.6%減は回復するか、日経の処方せんはズレている

Q2のGDPは年率27.6%減(前期比7.8%減)の戦後最悪であった。 問題は、Q3以降にどの程度の反発が見込めるかである。 民間エコノミストの予測では、コロナ前への回復は24年が最多である(8/18日経)。 この落ち込みの要因は、コロナによる需要縮小であること…

トランプ大統領の再選は危うい

バイデン候補は副大統領候補にカマラ・ハリス(Kamala Devi Harris)を選び、バイデン候補の勝利が近づいているように見える。 トランプ大統領が10ポイント以上も引き離される展開は予想されていなかった。なぜ大きく引き離されることになったのか。 世間で…

英国のEU離脱は、世界に明るいニュースとなるか 合意なき離脱であっても

日本では英国のEU離脱は、ともすれば経済・貿易面での影響に囚われすぎているようであった。 真の問題は、離脱後の英とEUがどんな関係になるか。それが世界の勢力図にどんな影響をもたらすかである。 8/7日経「英とEUの特別な関係」FTギデオン・ラックマン…

コロナ陽性者は増えているが、どこまで増えるのか

東京の陽性者は400人を超え、どこまで増えるのか不安になる。他方で、検査能力の限界に近付いているので、これ以上は増えない(!)というフェイクめいた見解もある。 既に8か月近い月日が費やされているのに、政府から明確な指針は出てこない。 政府に必要…

中国と欧米の違いを国民の社会経済観から論じる一文

米中の対立が激しさを増している。この対立を、サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」を引用し、社会と市場の秩序付の方法は、その国の歴史的・伝統的な個人の社会経済観により決まるという立場から、米中対立の文明の衝突としての性格を読み解く、投稿…

セブンの210億ドル買収の可能性

8/3日経夕刊は日米の対照的な買収を報じている。 一つは、セブンの米コンビニを210憶ドルで買収する件。 もう一つは、マイクロソフト(MS)がTikTok米事業を買収する件(9/15までの期間指定)。 二つを並べ立てられると、セブンは古いビジネスに執着してい…

SGB エヌビディア(NV)へアームを売却か

8/2日経は、表題の売却を伝え、次の選択肢があるとしている。 AI覇権へNVと連合 数年後の株式公開、資金を回収 SBGは2016年に240億ポンド(3.3兆円)で買収した。 今回の話は、NVから持ち掛け、買収価格は3.3兆円を上回る可能性があると伝えている。 だが…

米の中国たたき、トランプ大統領、米でのTikTokの利用中止を検討

トランプ大統領は、TikTokの利用中止を検討していると伝えられる(8/2日経)。 米でユーザーは65珀万人。WSJは、先だって事業売却を検討し、買い手としてマイクロ・ソフト(MS)が候補に浮上していると伝えた。 トランプ大統領が事業売却に反対している理由…