2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

衆院の解散は見送られる

11/28日経「衆院1月解散見送り」「首相、来夏以降探る」「コロナ対策最優先」 コロナ対策を最優先としていた首相の当然の判断だ。自民党内には早期の解散を推す意見があったが、コロナ対策を優先した。 そもそも雪国出身の首相には、冬の選挙という選択はな…

COVID-19 首相「この3週間が極めて重要」

新型コロナウイルス対策分科会は感染拡大地域での飲食店の時短要請や、それ以外の地域との往来を控えるなど3週間集中して強い措置を求める提言をまとめた。 危機意識をあらわにするのは頷けるとして、何を以ってこれからの3週間を乗り切ったのかを示す基準が…

政府はデジタル能力のある教員養成に乗り出す

デジタルは、現代の読み、書き、そろばんである。ここを教育の基本に据えるのは、社会のニーズに沿うものである。 2012年(入手可能な最新データ)の統計では、公立学校の採用数は小学校13,000人(100人以下は切り捨て、以下同じ)、中学校8,000人、高校5,00…

オリンピック延期費用3,000憶円の使い道

IOCバッハ会長が来日し、オリンピックの開催について関係者と協議した。 世界的にも、国内的にもパンデミックが加速している状況で、オリンピックを開催する意義は何なのか。金持ち国の自己満足ではないか。 日本政府はオリンピックの理念に立ち戻り、オリン…

COVID-19 グーグルの予測は甘すぎる、今のところは 

グーグルがAIと機械学習によるCOVID-19 感染予測を公表した。 https://datastudio.google.com/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/ncZpB?s=nXbF2P6La2M 今のところ、グーグルの予測は控え目すぎて、実際のケースにはるかに及ばない。 今後…

パナソニックの社長交代 津賀一宏社長から楠見雄基常務執行役員へ その先は

都賀社長は12年6月に就任した。この間赤字事業の整理に追われていた。大きな誤算は、次の成長事業としたテスラ向け電池事業であった。いよいよ生産が軌道に乗ってきたが、その果実を得られていない。 皮肉にも、テスラの株価は12年6月末日31.3ドルから、20年…

島忠:ニトリの買収提案を受諾

DCMが一株4,200円で買収を提案。ニトリが5,500円、総額2.100億円で完全子会社化を提案。 島忠取締役会は、DCMの提案に対し、「当社の株主の皆様に対し、本公開買付けへの応募を推奨することを決議いたしました」と応じた。 今後このような決議は少なくなるだ…

Mr. President, you're fired.

トランプ氏らしく粘っている。これは、何度も倒産から這い上がってきた男の鍛えられた強さなのだろうか。 票数で見れば、74百万票VS 71百万票の差である。建前と本音の対決だった。もしトランプ陣営にスティーブン・バノンのような策士がいれば、ひっくり返…

日経は電子化を急げ

11/6日経夕刊はNYTは、20年7-9月期の購買料収入の内訳を発表し、初めてデジタル関連の収入が紙媒体収入を上回ったと伝えている。 日経によれば、NYTは今春、購読料を15ドルから19ドルに引き上げたが、読者層の鈍化は起きていないそうだ。 日経は紙面で政府や…

大手テック企業への規制は妥当なのか

日本の規制当局は、テック企業への規制に前のめりに見える。それは、政策として正しい順序なのか。 11/6日経Opinion「米IT激化する本丸攻め」「アップル検索進出の意味」リチャード・ウォーターズ Financial Times ウエストコースト・エディター 論者は、ア…

米大統領選、頼りにならない世論調査

米大統領選はまれにみる接戦で、競馬でいうと写真判定で鼻差という状態。 戦前には、米リアル・クリア・ポリティクス(RCP)の発表は、3日現在でバイデン51.2%でトランプを7.2%引き離していた。バイデン苦戦の主因となったフロリダでは、0.9%上回ってい…

収穫逓増モデルで経済を読み解く

現実の経済は、収穫逓増があるから成長がある。収穫逓減の経済では、早晩限界に突き当たり、成長は望めない。 10/28日経経済教室「市場像の再構築 上、収穫逓増モデルへ対応急げ」グレン・ワイルMS主席研究員は、この問いに答える。 民主国家も資本主義経済…