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経済学が心理学に変わった時、

2013年黒田総裁が就任した時、日銀は消費者がインフレ期待を持てばデフレを脱却できるとした。そのために金融を緩和すれば、消費者はインフレ期待を持つと。 現実は、人々の期待は不発で、原料費高、円安が物価を上昇させて、企業は値上げに進む。 今回の物…

東芝買収 2兆円規模提案、国内連合

JIPを中心とする国内連合は2兆円ほどの買収提案をした(2/10日経)。 東芝は7人の社外取締役からなる特別委員会が提案を検討する。 2/9の時価総額は、1.99兆円でほとんどプレミアムはつかない。2/9終値は、4,605円。 17年の0.6兆円の増資に応じたアクテビス…

日銀総裁に植田和男(71)東大名誉教授が内定

政府が就任を打診した雨宮正佳(68)副総裁は辞退したと報じられている。「今後の金融政策には新しい視点が必要だと」固辞した(2/11日経) 。 植田和男は金融緩和の継続が必要と述べた(2/11日経)。 植田氏は戦後初の学者出身の総裁になる。

ソフトバンクGのQ4(22/10-12)最終損益、7,800億円の赤字

足を引っ張ったのは、ビジョンファンド(VF)事業で、税引き前の損失は6,600億円だった。 決算説明会には、孫正義会長は予告通り出席せず、後藤芳光CFOが登場した。 VFの累計損失は、66億ドルになった。9月末は14億ドルの損失だった。 VFが回復するには、米…

ソニー新社長COO、十時 裕樹(ととき ひろき)58

吉田憲一朗社長(63)は、会長へ。CEOは留任。 十時は珍しい苗字である。 豊後国大野郡大野荘十時(大分県豊後大野市大野町十時)をルーツとする。 また、ゼットホールディングス(ZHD)、ライン、ヤフーは合併し、合併会社の社長にはラインの出沢剛(49)…

日銀の国債評価損が8.8兆円に(昨年12月末)債務超過は免れる、

22年9月末の純資産は5.0兆円だった。時価評価すれば債務超過だが、幸いにも、日銀は国債を満期保有することから時価評価しない(取得価額が簿価となる)。かろうじて債務超過を逃れ ている形だ。債務超過になれば、国費を投入して財務を立て直すのだろう。そ…

コロナ、2類から5類への変更 続き

こんな憶測も流れる。憶測されないためには、科学的な説明が必要である。 1/30ヤフーニュース、東スポ 政府が新型コロナウイルスの感染法上の位置づけを5類にする日を大型連休明けの5月8日に決めた。なぜ、5月なのか…という疑問の声が出ていたが、5月19日か…

コロナ、2類から5類への変更

分類変更の狙いは、国費投入を減らすことだったようだ。 これまでの二類分類が成功だったのか失敗だったのかが、医療の見地からの説明がされていない。国民は、これまでの医療体制が良かったのか悪かったかの判断ができない。 岸田内閣の政治姿勢、バラマキ…

トヨタ社長に佐藤恒治執行役員(53)が就任

豊田章男社長(66)は、代表権のある会長に。 トヨタはEVシフトを加速するのだろうか。 テスラの22年12月期は、営業利益率が16.8%だった。トヨタの23年3月期の予想営業利益率は、6.7%である(1/26日経夕刊)。これには、販売網の見直しなど、難しい問題が…

岸田首相施政方針演説、次元の異なる少子化対策は?

1/24日経による施政方針演説のポイント 次元の異なる少子化対策、 防衛費増額の財源確保は先送りしない 原発は次世代炉へ建て替え、運転期間延長、 物価上昇を超える賃上げ、 リスキリングや職務給を推進、 さらに少子化対策には、3本柱を掲げる。 児童手当…

米経済の行方に陰り、

米経済の先行きは楽観できない。 ITだけでなく金融にも人員削減が及んできた。 1/19日経「米金融 7,000人規模削減」「GSやMS」「経費見直し、拡大に転機」 GSCEOデービッド・ソロモン「大規模な財政刺激策で多くの資金調達などの活動が前倒しで過剰に行われ…

貯蓄から投資は昔の発想で、今必要なのは貯蓄から消費である

2001年に小泉内閣が「貯蓄から投資」を打ち出した。今では、投資環境は当時とは大きく異なっている。当時は米国の株や投信に投資することは個人にはほとんど無理だった。今では、簡単に低コストで世界中の金融商品に投資できるようになった。また国債残高は…

大相撲は存続するのか、

横綱不在となれば、大相撲の存続が危ぶまれる。 1/6 ヤフーニュース、日刊スポーツ 照ノ富士が休場、初場所は1大関の異例事態、貴景勝が番付最高位に 休場は3場所連続15度目。横綱に昇進した21年秋場所からは9場所目で4度目の休場となった。 照ノ富士は昨年…

びっくり10大予想 2023年

当たるも八卦当たらぬも八卦と思って今年の展開を考える。 1/5日経【ニューヨーク=伴百江】ウォール街のご意見番として知られる米投資ファンド大手ブラックストーンのバイロン・ウィーン氏が4日、最高投資ストラテジストのジョー・ザイドル氏と共同で、毎年…

今年の干支「癸(みずのと)卯(う)」年 ウサギ年

邦光史郎「干支から見た日本史」より、 この年は万事正しく筋を通していくと繫栄に向かうが、いったんやり方を間違うと、事柄が紛糾して動乱を招くという意味を含んでいる。 1963年 ケネディ大統領暗殺される。 既に前年からの岸田首相の行き詰まりを予言し…

ウクライナ戦争、休戦という道もある

ロシアによるインフラ攻撃で、ウクライナの人々は厳しい冬を迎えている。 誰もが停戦を望む。戦争継続か和平交渉以外の第3の道がある。両者の勝敗をあいまいにする休戦である。その前例は朝鮮戦争にある。 12/16日経Opinion、Financial Times「朝鮮戦争の休…

イーロン・マスク(EM)とスティーブ・ジョブス(SJ)の発言の共通点

二人ともその発言にFoolishが含まれている。日本語では「愚かな」と訳されることが多い。 だが愚かなでは、ニュアンスが違う気がする。 someone foolishでは、ツイッターは倒産するだろう。stay foolishでは、ⅰphoneの大成功はなかっただろう。 次にそれらし…

日銀、異次元緩和を転換

12/20日銀は、YCC±0.25を±0.5%に拡大すると発表した。 これを受けて金融市場は大混乱になった。事前に示唆するのは、国債売り、円買いを誘発するので、手荒いけれど不意打ちをくらわすしかなかった。株の下落は思った以上に大きかった。 このサプライズは日…

東芝、買収の行方

JIP(日本産業パートナーズ)主導の買収。 12/16日経「東芝買収へ1.2兆円融資」 三井住友とみずほが、各4.5千億円の融資を実行する。他に、三菱UFJ、あおぞら。 出資は1兆円、オリックス、ローム、中部電力など20社程度。 東芝は社外取締役で構成する特別委…

防衛費 拙速すぎる岸田首相

なぜそんなに急ぐのか。 きっと来年の今頃は首相の座にいないから、今のうちに成果をあげておきたいという思惑があるのだろうか。バイデン大統領に23年からやりますと約束したのだろう。来月には訪米するそうだ。 11/22に有識者会議の報告書を受け取って、わ…

サッカーWC、日本 クロアチアに敗れる

素人にもわかる二つの局面があった、 A 森保一監督の作戦、 B 選手たちの戦術 作戦と戦術の違い 経営において戦略とは、目的や目標を達成するためのシナリオです。 同じく作戦とは、戦略を実現するためのプロジェクトです。 そして戦術とはアクションプラン…

岸田政権の原子力政策への批判、特に運転期間延長に、

12/7日経経済教室、橘川武郎・国際大学副学長「原発政策の行方 現政権、政策転換には値せず」は、岸田経験の原子力政策の転換、すなわち①次世代革新炉の開発・建設、②運転期間延長を含む既設原子力発電所の最大限活用、を批判している。 ポイント; ・電気事…

中国でのゼロコロナ反対運動、

天安門以来の大規模抗議活動だ。 大きな広がりはなく、収束しそうだ。監視国家であるからか。 11/30江沢民元主席が死去(96)。 11/29WSJ China’s Surveillance State Targets Protesters Chinese police have begun leveraging the powers of the country’s…

貧乏人は麦を食え、と言ったのは池田勇人だったが、

池田勇人のころ、米は高く麦は安かった。貧乏人は麦を食えといったのは経済の道理に則っている。 岸田文雄の時代になって米は安く麦は高い。にもかかわらず、岸田政権は財政支援により輸入小麦を値上げしない。小麦の需要を増やそうとしている。何故か。どう…

防衛費を増やす前に徴兵制を考えろ、

岸田内閣の有識者会議が防衛力の強化に関する報告書を提出した。報告書は防衛費の増額とその財源について論じている。 この報告書では、防衛力の増額について装備の拡充を提唱しているようだ。だが、装備を充実しても、それを動かす人がいなければ、新しい装…

国内コロナ年間死者、3万人超 昨年比で倍増

2022/11/21までの陽性者は、21年比14.62倍にも増えた。死亡者数は、21年の倍以上の30,097人だった。死亡率2.01%から、0.13%に急減した。陽性者の激増、死亡率の急減について、岸田内閣から科学的な説明がない。岸田内閣は、集団免疫の獲得、ワクチンによる…

40年ぶりの消費者物価指数、大企業は栄え庶民は貧しく、

10月の消費者物価指数が40年ぶりの伸び率、 22年10月 % 82年2月 除く生鮮食品 3.6 3.6 含む生鮮食品 3.7 - 除く生鮮食品、エネルギー 2.5 - 物価が上がるのはやむを得ないとして、問題は実質賃金が上がらないことだ。 前年同期比 % コメント 22年9月 -1.3 …

ウクライナ戦争は長引きそうな見通し、

ポーランドに着弾したミサイルは、ロシア発とかウクライナ発とか責任を相手に擦り付けようとしている。これが、NATO対ロシアへの戦争に広がるのだろうか。 11/17日経Deep Insightは、ロシア国立高等経済学院教授ドミトリー・トレーニンの出稿「米ロ対立、妥…

孫正義、投資事業から手を引きARMの経営に専念、

孫正義の変わり身の素早さ。これが経営者に必須の資質なのか。イーロン・マスクがDAY1で見せた荒業のように。 今後のSBGの行方を見守りたい。 11/11CNET Japan; 孫正義氏、当面は決算会見に登壇せず--「投資先は全滅に近い成績」「今後はArmに情熱」 ソフト…