2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

東芝株主総会、不適切会計の発端説明 監視委が検査

東芝の不適切会計は2月12日に証券監視委から報告命令があったが、「当初は、当局から開示検査を受けていることの公表を控えるよう要請を受けていた」ために、公表は4月3日にずれ込んだ。実に2ヶ月近く投資家は事情を知らされずに東芝株の売買を行っていたの…

東洋ゴムの偽装問題 社内取締役5名全員が辞任

偽装問題の引責で、社内取締役5名全員が辞任することになった。会長、社長、専務(以上、代表取締役)、常務2名の5名である。取締役7名中、2名の社外取締役を除く社内取締役全員である。問題となっている免震ゴム事業の売上高は7億円、東洋ゴム全体の売上…

安保法制案 内閣の法案提出権はどこまで認められるか

安保法案が、法案が分かりにくいということに加えて、衆院憲法審査会の参考人全員から憲法違反と指摘され、更に混迷している。 この混乱に乗じて私も一石を投じたい。安倍内閣が安保法案を提出したこと自体が憲法の趣旨を逸脱しているのではないか、と。実際…

日独 戦後処理の違いは

6/14日経「日独 戦後処理の違いは」は、どうしてこの時期に載せられたのか。メルケル首相の来日、ドイツでのサミットに間に合わせようとしてタイミングが会わなかったのか。それとも、日韓国交回復50周年を迎えるに当たって、韓国側からの「ドイツは日本とは…

日産による株式買戻しは空想的か

トヨタの種類株発行が関心を集めている。6/13日経にも、大機小機「種類株と経営者の覚悟」記恩、「株主総会2015」「トヨタの新型株、何が焦点?」「経営チェック、疑問の声も」など、他にも「ビジネスToday」「宝飾品のTASAKI」「ファンドから株買戻し」「ま…