JIPを中心とする国内連合は2兆円ほどの買収提案をした(2/10日経)。
東芝は7人の社外取締役からなる特別委員会が提案を検討する。
2/9の時価総額は、1.99兆円でほとんどプレミアムはつかない。2/9終値は、4,605円。
17年の0.6兆円の増資に応じたアクテビスト株主の取得価額は、2,628円で、2/9終値はこれを7割上回る。
日本連合は、オリックス、ローム、中部電力などの20社が1兆円を出資する。JIPの借入金は、借り入れを行うSPC が将来東芝と合併することにより、東芝の借入金になる。
今回の買収提案で、出口戦略は報じられていない。おそらく再上場なのだろう。
出口戦略が不明なこと、20社の企業連合で利害調整はできるのか、課題は多い。