2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

3.11後の電力会社の有り方

東日本大震災以後の上場電力会社のあり方についての一考察である。3.11以前 電力会社は地域独占の見返りとして原発事業に参入した。原子力損害賠償法(原賠法)は原発事業者に無過失無限責任を課した。原発事業者は、恐らく暗黙の国家補償を信じてかこの条件を…

菅氏の脱原発 Yes, he can.

昨日の記者会見で菅氏は原発からの段階的撤退を表明した。私が注目するのは、撤退の理由として、原発が人間の制御を超えた悪魔の技術であるという指摘である(引用:リスクの大きさを考え、これまでの安全確保という考え方だけではもはや律することが出来ぬ技…

百人一首 濡れる袖 五首

歌92、二条院讃岐 わが袖は 潮干に見えぬ沖の石の 人こそ知らね 乾くまもなし 「沖の石」歌90、殷富門院大輔 見せばやな 雄島の海人の袖だにも 濡れにぞ濡れし 色は変わらず 「雄島」 http://www.resort-inn.jp/kanko/kanko_ojima.html 松島の地名発祥の地「雄…

百人一首42、清原元輔、末の松山 波こさじ

7/3日、日経・風見鶏の引用、作歌者・清原元輔(908-990)は清少納言の父、 契りきな かたみに袖を絞りつつ 末の松山 波こさじとは以下、引用; 相馬から北に50キロ強。簡単に「想定外」と口走る現代の識者を諭す歌枕の丘が宮城県の史跡の町、多賀城にある。(歌4…