Liz Truss英首相が退任、史上最短、

少し前に、投稿した。

英首相にリズ・トラス(47) Liz Truss  3人目の女性首相。エリザベス女王亡き後の多くの課題を前に鉄の女 マーガレット・サッチャーになるのか、泣き虫女 テリーザ・メイになるのか。見ものだ。

当時の評判では、鉄の女になるだろうという観測が有力だった。世を去る間際のエリザベス女王が信任したのにである。

 

英指導者の交代が頻繫である。

  1. ボリス・ジョンソンは森加計桜の桜を見る会のずっと小さな規模のパーティで辞任に追い込まれた。桜の会を主催した本人には何のお咎めもなかった。
  2. リズ・トラスは、経済政策を打ち上げただけで実行前に辞任に追い込まれた。アベノミクスは効果が無かったのに、責任を問われたことはなかった。

 

日英の違いは、有権者の意識の違いだと指摘されることがある。だが、日本の場合マスコミは政治とあまりに癒着し過ぎて、忖度し過ぎているのではないか。例えば、安倍銃殺事件では、犯人の母親が「特定の(宗教)団体」と関係を持ったと報じられた。「特定の」と伝えるのであるから、マスコミは知っていた。普段はスクープ合戦でいち早く報道しようとしているのに、この様だ。

 

マスコミは、独立性を旨として、政治とは客観的にかかわるようになれば、この国の政治も変わってくるのではないか。Times,NYT,WPのような気概のあるマスコミの出現を期待したい。