東芝、取締役を増員する

6/27東芝株主総会。減資、メモリー事業分離後は営業利益が5千億円超から7百億円に縮小。身丈にあった体制にすることが進んでいる。その中で異様なのは、取締役を10名(社外6)から12名(社外7)に増員することだ。
東芝縮小均衡の過程にいる。業務執行もメモリーがなくなりシンプルになっている。現取締役は一区切りついたことから全員退任し、新たな取締役は6名(社外4)ぐらいに縮めるべきであろう。そうでなければ、メモリー子会社の売却問題は現経営陣の地位保全運動だったとみなされかねない。

会社は小さくなっても経営陣の頭の中は栄光の東芝時代のそれのように見える。