トランプ大統領の再選は危うい

バイデン候補は副大統領候補にカマラ・ハリス(Kamala Devi Harris)を選び、バイデン候補の勝利が近づいているように見える。

トランプ大統領が10ポイント以上も引き離される展開は予想されていなかった。なぜ大きく引き離されることになったのか。

 

世間ではトランプ大統領の失速をいろいろ取沙汰しているが、決定的なのはコロナへの対応遅れであった。いろいろな観測がノイズとなって、本当のことを見失いがちになるが、真相は簡単である。

 

このことを明確に指摘しているのが、8/12日経オピニオン「強権より無策憂う米国民」「コロナ対応遅れ大統領批判生む」USポリティカル・コメンテーター、ジャナン・ガネシュである。

 

トランプ氏が国民の信頼を失ったのは、対応が緩かったためだ。世論調査でトランプ氏の支持率低下を決定づけたのは、新型コロナウイルスに対する人任せのアプローチだった。

バイデン氏によるトランプ氏への攻撃は、今年1月からのコロナウイルスに対し無頓着であることに焦点を絞っている。

 

早くもバイデン・ハリスのコンビは、トランプ大統領のコロナ対策を厳しく批判している。