ドンキとファミマの事業入れ替え

ドンキがファミマのスーパー事業60%を取得し、完全子会社とする。約200億円。ファミマはTOBでドンキの株式20%を取得し、関連会社とする。約2,000億円。

どちらが主導権を握って、このディールを仕切ったのか。金の流れからは、ファミマがドンキの10倍ほどを支出しているので、ファミマがスーパー事業の面倒を見てくれと頼んだように見える。その見返りに、ドンキは経営権を20%持たせることにしたのだろう。

ドンキがスーパー事業を立て直せば、両社にとってウイン・ウインになる。失敗すれば、ファミマにとって痛手が多くなりそうだ。