ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)の分割案、日本企業にも流れは及ぶか

10/28日経夕刊;

投資ファンド、サード・ポイント(TP)はRDSの株を取得し、会社をクリーン・エネルギー部門と化石燃料部門に分割することを求めている。

TPは「競合する利害関係者が多すぎて戦略が一貫せず、誰も満足させられなくなっている」と主張する。

TPの取得額は、5億ドル超であった(RDS時価総額、10/28 1,827億ドル)。

 

TPの主張は正論のように思える。

この主張を日本企業に当てはめるとどうなるか。

当てはまりそうなのは、時価総額日本一のトヨタだ(時価総額、10/28 32兆円)。

EV部門と化石燃料を燃やす部門に分割したら、前者はテスラ並みに1兆ドル企業に変身するかもしれない。

 

TP提案の帰すうを見守りたい。