富岳がランキング1位、ビジネスにつなげるかが課題
富岳が計算速度で首位になった。それを伝える記事で、先代の京は失敗だったことが明らかになっている。
6/24日経「富岳使いやすさに重点」「富士通、京の反省生かす」
2011年に速度で首位を得た京が商売としては失敗だったことは初めて知った。
思い出すのは、2009年11月の民主党事業仕分けで、蓮舫議員が「2位じゃ駄目なんでしょうか」と発言したことだ。
当時は散々に批判されたが、商売としては、2位どころではなかった。
日本の電機業界の敗因がこの京に表れている。
技術は一流だが、商売では勝てない。投資した金を回収できない。
富岳が同じ運命をたどらないことを祈る。
メディアは事実を隠さずに伝えてほしい。
6/24日経経済教室「5G時代の展望、下」「世界見据えた企業戦略を」長内淳・早稲田大学教授
長内教授は「日本の携帯電話の弱体化は、技術の問題ではなく、世界で通用するビジネスの提案ができないところにある」と指摘する。