安倍内閣のコロナ・ウイルス対策のおかしさ

首相の自粛要請で、病院に行けない、学校へ行けない、仕事に行けない、おまけに野球も競馬も見ることができない。国民は十分すぎるほど自粛を強いられている。

 

この対策でおかしいのは、玄関を開けっ放しにしていることだ。外国人の入国制限は、韓国・テグ市からの入国が追加されただけである。ある話によると、インバウンド観光客を減らさないため、外国人の入国は制限しないのだと(2/26ヤフーニュース 日本が「中国人入国禁止」にできない3つの事情)。安倍首相の面目躍如である。

国民に健康被害を与えても、業者の利益を守るのである。

 

自民党の中からは、オリンピックが中止に追いやられれば、安倍政権の政治責任が問われる、という声があがっている(2/26時事ドットコム)。

アメリカはペンス副大統領をコロナ対策の責任者に任命した。しばらくは、コロナ感染は収まりそうにない。

 

(追記)

2/27日経夕刊

一斉にコロナ・ウイルスに表現が変わっている。「新型肺炎」は見られない。なぜこれまでWHOが使っていない言葉を用いていたのか。