政府案同一労働同一賃金のごまかし
同一労働同一賃金について、どの賃金を標準にするかについて、法律には規定されていなく、ガイドラインや通達で定められている内容について否定的な論調を目にする。
すなわち、「現行の年功賃金が標準」という考え方についてである。
この結果、既に職種別賃金が成り立っている派遣社員の賃金まで、派遣先の年功賃金に併せるべきという、時代錯誤の内容となっている、と。
日経の経済教室や大機小機でこの問題が取り上げられている。
年功賃金を壊すことを恐れているのかもしれないが、この国の政治家の洞察力と胆力が問われている。
日経の問題提起したコラム;
・9/11日経経済教室「70歳雇用時代の正社員改革 定年 制・年功賃金、矛盾広げる」八代尚弘・昭和女子大学特命教授