東アジアの新秩序、日本は孤児に

北、南、中国、アメリカを中心に東アジアでの新しい秩序構築が進んでいる。ロシアもそのうち入って来るだろう。

独り取り残されているのが安倍政権で、トランプ大統領にすがって仲間に入れてもらうしか手はない。高くつくのではないかと心配する。
友好な国交関係を確立していれば、今頃はソウルや北京に使者を派遣して今後の見取り図を作るメンバーになっていただろう。

最近の国内メディアは、北に時間稼ぎされるとか制裁緩和だけを持ち去られるという後ろ向きな報道一色で、現地のソウルや北京での反応がほとんど伝わってこない。どうして、やってやろうという前向きの姿勢は出てこないのか。ニュースソースが官邸や外務省しかないのかと思ってしまう。
イソップ物語のキツネ「どうせこんなブドウは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか」と捨て台詞を残して去る、を思い出す。

金曜日の拉致被害家族と首相の面会でも、トランプ大統領に家族の希望を伝えるということで、首相も家族も共に認めるように安倍首相は伝書鳩の扱いだ。