一律の賃金では、卒業生は将来の進路を決められない

日本では新卒の一括採用が当然とされていて、しかも同一条件である。
採用者はそれでも良いのかもしれないが、新卒者にはどの業種に進むのかが見えてこない。

4/2日経「データ分析のプロ育成」「日立など9社、5大学と」は、採用側の育成だけが伝わるが、学生にはその分野へ進むべきかが判断できない。

一律の採用条件からそろそろ抜け出して、本当に必要な職種には抜けた条件を提示すれば自然と希望者が集まるのではないか。学生にとっても将来の進路を目に見える雇用条件で判断できる。市場経済の日本なら自然なことだ。同じ釜の飯を食った仲間にするのが日本企業なのか。