コロナ対策 国内での成功事例

国や都は相変わらず同じ対策の繰り返しで、コロナの流行は治まらない。だが、幾つかの県では、成功事例が出てきている。

 

・4/26日経 広島県「感染の連鎖を断ち切る」「広島方式の要は徹底検査」

流行の火種となるクラスターを見つけて潰すのではなく、そもそもつくらない。

数理工学の手法をコロナの流行に当てはめた。検査と隔離を徹底し、新規感染者の見逃し率を下げることで、実効再生産数を抑える。

県内5ヵ所に設置したPCRセンターで、誰でも何回でも唾液による検査を受けられる。検査コストは一人当たり2,000円。昨年12月から今年2月に流行が広がった際には、時短要請などで150億円の財政を出動した。PCR検査の集中実施にかかる費用は桁違いに小さい。ピークは12/25の141人。4/26の感染者数は33人。

 

・4/27日経 宮城県 繁華街でPCR検査を集中的に実施するなど感染予防も徹底した。7日間平均の感染者は3月下旬から4月初めには、130日/日だったのが現在は50人を下回る。ピークは3/31の200人。4/26は13人。

 

攻めの感染予防が有効で、コストも格安であることは明らかである。政府や都には凡庸な指導者しかいないのだろう。