東京都の検査能力7万件VS実際の検査数2.6万件のギャップ

ボトルネックは、検査人数の限界であったことが、ヤフーに転載された東スポの記事で判明した。

陽性率20%とすると、東京の感染者数は、5千人前後で高止まりすることになる。もし陽性率が30%になれば、7千人前後。尾身会長の予測する1万人は、陽性率40%で、ほとんど二人に一人が陽性者ということになる。

 

今の医療崩壊状態で、検査人員を増やすのは現実的ではない。陽性者が出ても、自宅待機になるだけだ。その人員を治療とワクチン接種にふり向けるべきである。

 

それにしても、不要不急のオリンピックの罪は深い。オリンピックに投入された医療従事者は7千人だった(7/23毎日)。彼らを検査、ワクチン接種に投入していたら、今ほどの惨状にはならなかっただろう。

菅首相や丸川大臣は、オリンピックとコロナの関係はなかったと言っているが、医療従事者を振り替えた罪は少しも認識していない。

 

東京の死者数、7/31 2,293 8/13 2,332 この間39人が亡くなった。感染爆発から30から40日後にピークを迎えるので、これからが正念場である。

 

 

ヤフーニュース、東スポ

 

検査人数の限界か 東京感染者数〝ピークアウト説〟の真相は?

8/13(金) 11:30

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ff12b8ca94b6d58050b42234a06c9f0dbe8a511

「いえ、ピークアウトはしていません」と話すのは「都民ファーストの会」所属の尾島紘平東京都議だ。

 

「都の福祉保健局に問い合わせたところ、実際に回せている1日の検査数は約2万6000件とのことでした。本来なら1日最大7万件、緊急時なら約10万件なのですが、どこかがボトルネックになっているのでしょう」

 

 都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、12日更新の陽性率は22・8%。「1日の検査数約2万6000件が限界で、陽性率を約20%とするならば、感染者数は約5000人で頭打ちになるのです。分科会は新規感染者数が1万人もあり得ると話していましたが、検査すればそれくらいになるのかもしれません」(尾島氏)

 

 ピークアウト説が出たのは3連休があったので、検査数や感染者数が減り、そう見えた可能性がある。「連休にはよくあること。発熱相談件数は減っていないし、陽性率は上がっている。これからは陽性率に注目です。ちなみにWHO(世界保健機関)が適正としている陽性率は5%。つまり陽性率が2ケタというのは、検査が追いついていないということになります」(同)