3回目の緊急事態宣言の発令(東京、大阪、京都、兵庫 4/25-5/11)

ワクチン緊急使用へ来年にも法改正 首相の有事への認識

4/29日経によれば、首相は法改正に「意欲を示している」という。首相は23日の記者会見で「緊急事態の法律を変えないといけないと痛切に感じている」と発言した。

だがこれは今の危機に対処するものではない。次の危機の時の話だ。

「泥棒を見て縄を綯(な)う」ということわざがある。首相の認識は、「泥棒が盗んだ後で縄を綯(な)う」のような、全くの手遅れである。

 

首相の発言は、昨年就任した時には有事の認識が全くなく平時と同じ認識でいたことを示す。

 

首相は先日の日米共同声明で、台湾有事に台湾にコミットすることに言及した。首相の危機管理の対応では、もっと難しい台湾有事に対応できるのだろうか。

 

 

月日

 

東京

全国(注)

 

1

1/7木

発令前日

2,447

7,570

2

1/13水

7府県追加前日

1,433

5,812

3

1/21金

発令日から2週間後

1,471

5,670

4

2/7日

最終日(延長される)

429

1,630

5

3/8月

最小感染者

116

660

6

3/21日

4都県再延長最終日

256

1,119

7

4/5日

解除2週間後

249

1,565

8

4/11日

まん延防止前日

421

2,843

9

4/25日

緊急事態宣言の発令

635

4,605

10

4/30金

参考

698

4,684

(注)日経朝刊に記載された「国内での確認」。