NY株は新高値だが、日本株は冴えない
3/26ダウ工業株30種は453ドル高で取引を終えた。ダウとS&P総合500種は終値で最高値を更新した。
3/26日経平均29,176 直近高値 2/16 30,467から4.3%安。
アメリカ株は景気回復への期待から買われている。日本株がもたついているのは、景気回復に確信を持てないからだろう。その背後にあるのは、アメリカでの順調なワクチン接種であり、日本での鈍いワクチン接種である。
菅義偉首相が(9月)16日の就任会見で最優先課題に挙げたのは、新型コロナウイルスの感染防止と経済再生の両立という難題だった(9/17/20朝日新聞デジタル)。さすがに1/18の施政方針演説では、コロナ対策と経済活動の両立には言及しなかった。
菅首相の迷走は、
- コロナ対策が最善の景気対策であることを理解しなかった
- コロナ対策と経済再生の両立という両立できない目標を掲げた
ことである。
コロナの終息が見えてこないのは、人災の側面が強い。