ワクチンがあればよいのか 菅首相の甘い見通し

菅首相はワクチンを接種すればコロナを収束できると語っている。本当だろうか。それでは片手落ちである。

 

感染症対策は、ワクチンと治療薬が車の両輪である。ワクチンが目論見通り7月末までに36百万人に接種できたとしても、感染の拡大ペースが落ちても残りの人は感染する恐れがある。その時治療薬があれば、重症化、死亡を避けることができる。

幸い治療薬候補は国産のものが複数ある。これらを支援して、早急に認可すべきであろう。

 

ワクチンを打っても死者が減らなくなって頭を抱えるのでは遅すぎる。後手後手と評されないことを願う。

 

5/28首相官邸HP 菅首相「感染拡大を防ぐ切り札である『ワクチン接種の加速化』という、新たな挑戦に、内閣の総力をあげて取り組んでまいります」