コロナ感染の減少続く その原因を探る 五輪を疑う

9/30に緊急事態宣言、まん延防止が解除されて以来、感染者数は減少を続ける。

10/11月 最小、東京6/28/20の45以来 49(東京)369(全国)であった。

7/12月4回目の緊急事態宣言発令(東京など)以来、大きなイベントは、五輪の開催と閉幕、ワクチン接種の進行である。

五輪は7/23に始まり、パラリンピックの9/5で終了した。この間の中間当たりで、感染者はピークとなり、パラリンピック終了とともに感染者は減った。

 

またワクチン接種は順調に伸びている。

 

ここから類推されるのは、五輪の開催が引き金となって感染者が爆発的に増加した、五輪終了とワクチン接種の増加が相まって、感染者は激減した。

 

菅首相は渦中の首相の責任として、原因分析を行い、後継者に引き継ぐべきである。さもなくば、9/1-10/14の間の全国死者1,951人(8月中の感染者が亡くなったと推定される)は浮かばれない。

五輪主犯説が成立するとすれば、第6波対策は不要であり、現在の多くのコロナ対策も余計なお世話だろう。

 

英国議会では、議員によって政府の新型コロナウイルス対応を検証した報告書が発表された。

日本政府もこれを見習い早急に原因分析を行わなければならない。英議会報告書に従えば、五輪開催中東京はロック・ダウンしていなければならなかった。五輪開催などもってのほかだった。

 

(五輪の開催と閉幕)

オリンピック 7/23金 8/8日

パラリンピック8/24火 9/5日 

 

最大感染者数 

 

人数

日にち

全国 

25,871

8/20 

東京

5,773 

8/13

  

 

ワクチン2回接種者(千人)(%) 

 

千人

7/23

33,149

26.1%

9/5

61,680

48.7%

10/14

83,311

65.8%

% 対象者 126,651千人として計算

 

死者

9/1

10/14

期間中死者

東京

2,785

3,069

284

全国

16,116 

18,067

1,951

     

ヤフーニュース 時事 10/12(火)

封鎖の遅れ「重大な失敗」 政府のコロナ対応批判 英下院報告書

【ロンドン時事】英下院の保健社会福祉委員会と科学技術委員会は12日、政府の新型コロナウイルス対応を検証した報告書を発表した。

両委員会は超党派の議員で構成され、報告書は約150ページに及んだ。その中で、政府がロックダウンを早期に導入しなかったことは「英国が経験した最も重大な公衆衛生上の失敗の一つ」であり「深刻な過ち」だったと結論付けた。感染を積極的に抑制するのでなく「管理」するにとどめた政府の「運命論」的姿勢を批判。検査体制の整備が遅れたことも状況悪化をもたらしたと断罪した。

 

感染状況:8/6累計感染者が百万人を超える。

 

月日

 

東京

全国(注)

1

1/7木

発令前日

2,447

7,570

2

1/13水

7府県追加前日

1,433

5,812

3

1/21金

発令日から2週間後

1,471

5,670

4

2/7日

最終日(延長される)

429

1,630

5

3/8月

最小感染者

116

660

6

3/21日

4都県再延長最終日

256

1,119

7

4/5日

解除2週間後

249

1,565

8

4/11日

まん延防止前日

421

2,843

9

4/25日

緊急事態宣言の発令

635

4,605

10

6/20日

緊急事態宣言最終日

376

1,308

11

7/12月

4回目の緊急事態宣言発令

502

1,506

12

8/2月

緊急事態宣言追加 3県1府

2,195

8,393

13

8/20金

緊急事態宣言の延長

5,405

25,876

14

8/27金

緊急事態宣言の追加

4,227

24,199

15

9/3金

参考、菅首相退任表明

2,539

16,738

16

9/13月

緊急事態宣言の延長

611

4,167

17

9/30木

緊急事態宣言、まん延防止の最終日

218

1,576

18

10/11月

最小、東京6/28/20の45以来

49

369

19

10/14木

解除から2週間後

62

619

(注)日経朝刊に記載された「国内での確認」。