ワクチン接種の効果 死亡率は未接種者の5分の1

国民の命を守る菅政権はこの結果を強くアピールし、ワクチン接種を積極的に推進しなければならない。

  1. 政治的公平さではなく、緊急措置として首都圏、大阪、沖縄に集中的にワクチン接種を行う。
  2. 差別というまやかしに惑わされず、菅首相が先頭に立ってワクチン接種を国民に呼びかける。

 

公表された死亡率には、もう一つのファクターが欠けている。ワクチンを接種した時の死亡率である。専門家による、ワクチン接種時の死亡率の分析が待たれる。

 

読売 2021/08/11 20:31

2回接種の高齢者、感染後の死亡率0・89%…未接種者の5分の1

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210811-OYT1T50209/

新型コロナ

 新型コロナウイルスワクチンを2回接種した65歳以上の高齢者は、未接種の高齢者に比べ、感染後の死亡率が5分の1程度にとどまることが11日、厚生労働省の分析で分かった。厚労省の助言機関の会合で報告された。

 

ファイザー製のコロナワクチン

 感染者のデータを一元管理する情報システム「 HER―SYSハーシス 」のデータをもとに、今年6月に感染が判明した高齢者について、ワクチンの接種回数別の死亡者数と死亡率を調べた。死亡率は未接種者が4・31%だったのに対し、1回接種者が3・03%、2回接種者が0・89%だった。

 

 

 変異ウイルス別の死亡率は、インド由来の「デルタ株」が4・5%、英国由来の「アルファ株」が5・6%で、両者に有意な差はなかった。

 

 助言機関の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は「引き続き、感染状況や死亡者数などの経過を見ていく必要があるが、ワクチンによる重症化抑制などの効果がうかがえる」と評価した。

 

感染状況:8/6累計感染者が百万人を超える。これまでとはパターンが違う。感染力が強い。

 

月日

 

東京

全国(注)

 

1

1/7木

発令前日

2,447

7,570

2

1/13水

7府県追加前日

1,433

5,812

3

1/21金

発令日から2週間後

1,471

5,670

4

2/7日

最終日(延長される)

429

1,630

5

3/8月

最小感染者

116

660

6

3/21日

4都県再延長最終日

256

1,119

7

4/5日

解除2週間後

249

1,565

8

4/11日

まん延防止前日

421

2,843

9

4/25日

緊急事態宣言の発令

635

4,605

10

6/20日

緊急事態宣言最終日

376

1,308

11

7/12月

4回目の緊急事態宣言発令

502

1,506

12

8/2月

緊急事態宣言追加 3県1府

2,195

8,393

13

8/13金

参考

5,773

20,365

(注)日経朝刊に記載された「国内での確認」。