株価の予知能力

先週の株価下落はすさまじかった。2/21金と2/28金を比較すると、2,200円の下落(約10%)。

 

普通に考えれば一時的な需要と供給の変調で、コロナが収まればV字回復するだろう。だが、株価の動きはそのような需給の変調以上のものを示しているように見える。

 

2/29日経大機小機「新型コロナ、リーマン級だが一過性」隅田川が一般の見方を代表しているのだろう。

2/29日経「日経平均、週間2,000円超下落」は、過去の暴落との比較を掲げて、今回の10%下落はリーマンの60%に及ばないことを示している。だが、今回の下落スピードはけた違いだ。

 

もし株価に予知能力があるなら、今回の下落は世界の経済構造を揺るがす危機を予知しているのではないか。世界的規模の大企業が経営危機に陥り、それが引き金となって金融危機が引き起こされる、と。

 

今後の株価の推移に注視である。