日産の今後の行方

5/18日経 日産の取締役候補を伝える。

日産出身 3、ルノー出身 2、社外 6 計 11

社外がどちら寄りなのかは分からないが、しばらく統合は棚上げになるかもしれない。ルノーの出方次第である。

 

西川CEO は続投であるが、業績低迷の責任は免れない。4年連続の減益で、20年3月期の営業利益は28%減の2,300億円と危機的である。

業績低迷は、西川CEOの在任期間に重なる。カルロス・ゴーンの影響下にあったとはいえ、CEOの重みは厳然としている。

 

西川CEOの責務は、業績の建て直しだけでなく、統合が実現する場合には有利な統合比率を獲得できるかである(統合を否定するのは、CEOの役割ではない。株主の権利である)。さらに業績を悪化させ、統合比率を不利にして安売りするようでは今回の再任は誤った判断だったということである。

 

これからの1年が正念場である。