送電網に蓄電機能を持たせるのはペイするか

7/13日経夕刊「送電網に蓄電機能」「三菱電機 トラブル時、代替給電」

送電線の先に大型蓄電池を設け、電気が届かないときは蓄電池が発電所に代わって10−1,000世帯に1週間以上給電する。


問題はコストである。日経は次のように伝える。

電力会社や自治体の導入コストは、100世帯をカバーできる蓄電池の規模だと1億―3億円になる見通し。


仮に100世帯分1億円として、その蓄電池の耐用年数を10年とする。
1世帯当たり、100万円。年間10万円。月に8千円強の負担になる。平均的な家庭の月間電力料が7千円ほどであるから、本システムを導入すると電力料は倍以上になる計算である。コスト的には正当化は難しい。