政府は、ミサイル反撃装備に金をかける前に日本語の能力を高めろ

11/3北朝鮮のミサイル発射に関し、松野官房長官は「日本海の上空で(レーダーから)消失した」と述べた。(レーダーから)は後から追加されたようだ。

北ミサイル発射に関し、J アラーの問題点や極超音速ミサイルの導入が検討されている。

 

だが、松野長官の発言を見ると、彼らの日本語能力のダメさが浮かび上がる。

どうして「消失」と断言できるかのか。消失とは、この世から存在しなくなったことを意味する。実際には、後に消失したミサイルは存在していた。

彼の発言は正しくは、「レーダーで捕捉できなかった」、「レーダーで見失った」と表現すべきだった。

この程度の語学能力では、高い武器を与えても、使いこなせないだろう。武器導入のポイントは、コスパである。高い武器で安いミサイルを打ち落としても戦果とは言えない。もう一つのポイントは、効果である。ウクライナでは、ロシアから80発ミサイルが発射され、うち40発は撃ち落としたとウクライナ側は発表している。極超音速ミサイルの捕捉率はどの程度なのか。100%ということはないので、この程度のリスクは残るということを国民に知らせなければならない。なにしろ彼らの給与は、国民の税金から出ているのであるから、分かり易い正確な言葉で伝達しなければならない。

 

11/4NHK;  “Jアラート システム改修含めた改善策を検討” 松野官房長官北朝鮮による弾道ミサイルの発射をめぐり、政府は3日、日本の上空を通過する可能性があるものを探知したとしてJアラートを発信しましたが、その後、実際には通過していなかったと訂正したほか、避難の呼びかけが上空を通過すると予想された時刻よりあとになるなど、課題が浮き彫りとなりました。

 

11/3日経 迎撃困難な反撃手段に; 防衛省は2030年をメドに音速の5倍以上のスピードで変則軌道を飛ぶミサイル「極超音速誘導弾」を配備する検討に入った。日本へのミサイル発射を思いとどまらせる抑止力として相手に反撃する手段を探る。中国や北朝鮮の軍事的脅威が念頭にある。