22年度Q1(4-6) 実質成長率、前期比0.5%増、年率2.2%増

この流れが次につながるかである。日銀緩和策は、今のところ効果があったように見える。分配にどのようにつなげるかが課題である。

 

[東京 15日 ロイター] - 内閣府が15日発表した実質国内総生産(GDP)1次速報によると、2022年4―6月期の成長率は前期比0.5%増、年率換算で2.2%のプラス成長となった。3四半期連続のプラスで、新型コロナウイルス感染症拡大前の19年10─12月期の水準を上回った。今後も景気の持ち直しが期待されるが、山際大志郎経済財政相は、物価や感染症の動向など回復を阻害しかねない要素に注意が必要と指摘した。

輸出は0.9%増、輸入は0.7%増。GDP全体に占める外需は0.04%のプラス寄与、内需は0.5%のプラス寄与となった。個人消費がけん引した。

個人消費は前期比1.1%増と、3四半期連続でプラスとなった。