再生エネルギー会社株の低迷
2/8日経、再生エネルギー銘柄 3つの逆風「過剰な期待反動」「ハイテク株上回る下げ」
業績悪化、競争激化、脱炭素停滞、
同じく日経の記事、サウジアラムコ 株追加売却準備、アラムコの株価は上場後間もない20年ごろには低迷したが、その後持ち直し、2兆ドル近い水準で推移している。
ひと頃日経を含め、脱炭素が未来を切り開くと喧伝されていたのにこの様である。脱炭素が世界的潮流であっても、一つの判断に傾くことの危険を示している。会社の事業を素直に眺めて、相反する事業を分離して市場に判断をゆだねるのが賢明であった。
米投資ファンド、サード・ポイント(TP)はロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)の株を取得し、会社をクリーン・エネルギー部門と化石燃料部門に分割することを求めている(10/28/21日経夕刊)。
追記 2/12
2/12日経「企業利益、素材エネ4倍」
世界の上場企業1万社の10-12期の実績、予測を集計した。素材エネルギーの純利益は前年の4倍の2,225億ドルに急増した。
市場では、グリーン経済への移行は不可避との見方が多く、中長期的には利益が落ち込む懸念がある。
問題は、中長期がどれだけ先のことかである。
2/5 まん延防止、2/5から35都道府県に適用