立憲民主党は転換できるか

選挙結果で顕著なのは、維新が自民と立民の受け皿となったことだ。

維新は自民に嫌気を抱いた層と、立民の左傾化を嫌った層を引き寄せた。有権者の一部で、維新を中道とみなす層が出現している。

立民は枝野代表が辞任する。問題は次の代表ではなく、立民がどのような政治スタンスを採るかである。

国民全体が右傾化している中で、従来通りの主張を繰り返すのでは(これまでと同じ中道左派と思っていても)左過ぎると受け取られ、中道の支持は離れていく。

 

立民は自らの理想にこだわることなく、国民の政治に対する考えに近寄ることが求められているのではないか。そうでなければ、社民と同じ運命を辿るのではないか。

 

政党別獲得議席数;

             

 

21年衆院選

  公示前勢力

増減

自民      

261

276

-15

立民      

96

109

-13

公明              

32

29

+3

共産

10

12

-2

維新

41

11

+30

国民

11

+3

れ新

+2

社民 

0

過半数233」「安定多数244」「絶対安定多数261」