先週の感染状況 緊急事態宣言は解除の方向

9/28に緊急事態宣言は解除される見通し。これで収束とはいかないだろう。感染が急速に縮小している理由を見出せていないからだ。人流は減っていないのに感染が減ったのは、ワクチンが普及したからか。それなら行動制限、禁酒を解除して、未接種者にワクチン接種を促進するのが最良の策である。

コロナに専念しているはずの菅首相は、何を恐れているのか大胆に決意できない様子である。それでも、コロナの出口に道筋をつけた首相としての名を残したいのか、10月以降の行動緩和の推進が伝えられている。いつものことながら、順序が逆でしょと言いたい。

 

もしワクチンに魔法の杖のような効果があるとすれば、総裁選で河野、岸田、高市の三氏が人流抑制強化へ法整備を検討(9/24日経)と伝えられているのは、全くの的外れである。

 

 

感染状況:8/6累計感染者が百万人を超える。

 

月日

 

東京

全国(注)

 

1

1/7木

発令前日

2,447

7,570

2

1/13水

7府県追加前日

1,433

5,812

3

1/21金

発令日から2週間後

1,471

5,670

4

2/7日

最終日(延長される)

429

1,630

5

3/8月

最小感染者

116

660

6

3/21日

4都県再延長最終日

256

1,119

7

4/5日

解除2週間後

249

1,565

8

4/11日

まん延防止前日

421

2,843

9

4/25日

緊急事態宣言の発令

635

4,605

10

6/20日

緊急事態宣言最終日

376

1,308

11

7/12月

4回目の緊急事態宣言発令

502

1,506

12

8/2月

緊急事態宣言追加 3県1府

2,195

8,393

13

8/20金

緊急事態宣言の延長

5,405

25,876

14

8/27金

緊急事態宣言の追加

4,227

24,199

15

9/3金

参考、菅首相退任表明

2,539

16,738

16

9/13月

緊急事態宣言の延長

611

4,167

17

9/24金

参考

235

2,093

(注)日経朝刊に記載された「国内での確認」。