非常事態宣言の解除、終息への道筋が見えない 首相の希望的観測が先行する
安倍首相「日本モデルの力を示した」と言った。
5/26日経の首相記者会見のポイントに掲げられる「検査・医療提供体制」には、
・接触確認アプリを6月中旬に導入
・PCRセンターを拡充
・医療・介護受持者に最大20万円を給付
これが「日本モデル」の実体なのか。この程度では、世界に売り込むことはできない。
6/19に全国移動を解禁するという。スケジュールありきではなく、どんな条件が満たされるかである。
首相発言には希望的観測が目立つ。
・G7サミットについて「諸般の事情が許せば私も参加したい」。行くべきか行かざるべきかを問うのが最初だろう。
・オリンピックについて「東京大会を開催したい」。願望ではなく、現実にできるかどうかを判断することである。