「(パナソニックが)何の会社なのか、それは私も自問自答している」と漏らす津賀社長の苦悩

パナソニック半導体事業から撤退する。

パナの最近の事業整理は、住宅事業のトヨタとの統合、液晶パネルからの撤退、EV用電池のテスラからトヨタへのシフトなど、縮むばかりで伸びる分野が見えてこない。このままではパナソニックは消滅してしまう。

津賀社長の苦悩は大きい。

 

多くのサラリーマン経営者は、先代からのビジネスモデルを引き継いで、それを磨き上げて次世代につなげるのが役割であった。

津賀社長は、縮むばかりの事業整理から抜け出すためにパナソニックを再定義して新たなビジネスモデルを創出することを迫られている。

 

津賀社長とパナソニックは、未来に向けどのように変わるのか、けだし見ものである。