日経のトランプ大統領報道

英国のEU離脱に次いで日経は予測を誤った。
海外の選挙で、現地の調査機関に依存しなければならない事情はあるものの世界の潮流を見極めず、国内の希望的観測だけで論じているのではないだろうか。

最近の報道は一面的になる傾向があって、相手方については愚かだ、過激だなどとヒステリックな一面的な報道しかしないので、読者にはその相手方がどんな主張をしているのか判断できない。
これまでは平等ではないにしても、バランス良く双方の主張を伝えていた。
こんな風になったのは「過激派組織・IS・イスラム国」と一方的な説明が加わってからのようだ。それ以来。ISの主張を客観的に伝える論調は潜んでしまった。
日米同盟もいつの間にか使われるようになった。それは軍事同盟なのかね。

EU離脱トランプ大統領を非難すればするほど、日経は英国や米国の有権者を侮辱していることになる。
ロドリゴ・ドゥテルテ・フィリピン大統領についても然り。