ソフトバンクG(SBG) 、ファンド出資の役員・従業員に融資 200億ドル

この記事を読んで、SBビジョンファンド2の募集が苦戦しているのではないかと思った。

2号ファンドの総額は1,080億ドル、内380億ドルをSBG。今回の融資が全額実施されれば、50%以上がSBGとその役職員が出資することになる。異常な比率だ。

 

アメリカに、自社株買いをやってはいけないという投資格言がある。 もし自社が破綻したら、仕事と財産の両方を失ってしまうからだ。

かってエンロンというインチキ会社があって、経営陣は従業員に自社株買いをしきりに推奨していた。結果は、忠誠心のある社員ほど仕事と財産の両方を失うことになった。他方で、役員は持株を売り抜けていた。

 

余計なお世話だけど、SBGの役職員は他の携帯電話会社株(ドコモとかAU) を買うのが、リスク分散になる。SBがつまずいた時、一番恩恵を受けるから。

 

孫正義社長の実績と将来への期待に賭けて億万長者になる道もある。

 

8/19日経 ソフトバンクG、ファンド出資の従業員に融資 米報道

最大2.1兆円

ネット・IT

2019/8/18 16:27

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは17日、ソフトバンクグループが、自社の従業員らが10兆円ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の2号ファンドに出資できるよう従業員らに最大200億ドル(約2兆1千億円)を融資することを計画していると報じた。従業員らによる多額の出資のための融資が実現すれば、ファンド運営では異例の措置となる。