7月末の高齢者65歳以上の接種状況
8/2日経は接種状況を下表のように伝えている。
菅首相が「希望者には」全員接種したなんて自慢したら、皆でブーと言おう。
2(下表を参照、少なくとも1回終了)が全員接種を完了するとして、3(未接種者)が14.78%もいる。これをどう少なくするかが首相の腕の見せ所だ。寝たきり・認知症などで接種会場へ行けない人や接種を拒否する人がどれだけいるかを調べ、未接種者を減らさないといけない。
先行する海外では、6割ほどが壁になっているようだ。
NHKの調査では(下記)、11.3%が接種したくないと答えている。未接種者を減らして集団感染に一歩でも近づきたい。
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回数 |
比率 % |
人数 百万人 |
1 |
2回完了 |
75.39 |
26.75 |
2 |
少なくとも1回終了 |
86.22 |
30.59 |
3 |
未接種 |
14.78 |
4.88 |
4 |
合計 |
100.00 |
35.47 |
NHKの調査。
ヤフーのワクチンのアンケートでは、打つ予定はないは26.2%だった(8/8朝現在)
NHK 首都圏ナビ7/2 https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20210702a.html ワクチン接種に関する大規模調査 国立精神・神経医療研究センターなどのグループはことし2月、インターネットを通じてワクチン接種に関するアンケートを行い全国の15歳から79歳までの2万3000人あまりから得た回答を分析しました。 アンケート結果 ▼「接種したい」35.9% ▼「様子を見てから接種したい」52.8% ▼「接種したくない」11.3%
年代ごとに「接種したくない」と回答した人の割合を調べたところ、15歳から39歳までの若い世代ではおよそ15%だったのに対し、65歳から79歳までの高齢者ではおよそ6%で、若い世代のほうが2倍以上多かったということです。 また、女性の方が高くなっています。 |
8/3日経春秋 種痘を普及した緒方洪庵
手塚治虫「陽だまりの樹」には天然痘と格闘する緒方洪庵が描かれている。
庶民の間では、(天然痘を予防する牛痘を)打つと牛になるという迷信があった。
緒方洪庵は、江戸から来た弟子に「種痘の技術よりいかに人々に種痘を理解させるかを学んでほしい」と語った。