東京五輪のマラソン、競歩会場を札幌に変更する案に賛成する
IOCが猛暑対策で、変更案を検討していると報じられた(10/17日経)。
札幌は、東京に比べ5-6度気温が低く、選手の健康管理面から好ましいとしている。
これまで国や都は、スタート時間を早めるとか水をまくなど焼け石に水の作戦を練っていたが、効果のないのは誰にも分かる。
開催者の役割は、競技者が最高のパフォーマンスを発揮出来る様にすることであろう。猛暑の中で、中途棄権や倒れる選手の続出では興をそがれる。
開催者は、自分の名誉や面子を捨てて、どうすれば最高のレースが出来るかを考えるべきである。
近代五輪で二ヶ所でオリンピックを開催したことはこれまでなかった。だからといって、伝統を守れではあまりに守旧的だ。温暖化時代の新しいオリンピックのあり方として発信する意義がある。グレタさんも賛成してくれるだろう。否、それは逃げているだけです、と睨まれるかもしれない。