米大統領選、主要紙「支持なし」続出

11/6日経・米大統領選、主要紙「支持なし」続出、12紙がロムニー氏へ転向

主要紙の支持表明がほぼ出そろった。それを要約すると次のようだ。

候補者 2012 2008
オバマ 41 60強
ロムニー氏(前回はマケイン氏) 34 20強
無表明 25 15程度
100 100

今回の各紙の支持表明について、日経は次のようにコメントする。

  • ロムニー氏へ支持表明した34紙のうち、12紙は前回オバマ氏を支持した。
  • 前回マケイン氏を支持し、今回オバマ氏支持に回ったのは1紙だけであった。
  • いずれの候補への支持をとりやめる新聞も相次いでいる。

アメリカの予測市場In Trade(http://www.intrade.com/v4/home/) は、本日9AM 現在、当選可能性をオバマ氏68.4%、ロムニー氏31.5%としている。

クルーグマン教授は、11/1/12NYTのコラムThe Blackmail Caucus で両候補の政策の違いを次のように要約している。教授は根っからの民主党支持者であるので、極端化されているかもしれないが。

政策 オバマ ロムニー
公的医療保険の対象 劇的に増加する 大幅に減少する
富裕層への課税 増税 過去80年間で最低の水準に減税
金融規制 規制強化 現在の規制が巻き戻される

どのような結果になるか見ものである。