「IPS細胞使い米で治験」「東大・京大申請へ 早期実用化狙う」

1/3の日経の記事から
A 「IPS細胞使い米で治験」「東大・京大申請へ 早期実用化狙う」
B 「産業創出へ新法」「経産相 子育て・介護・省エネ分野」

Aをフォローする続報を期待したが、その後の報道はなかった。

偶然であろうが、二つの記事の配置はAがBを踏みつけるようになっている。日経も嘆いているのではとかんぐりたくなる。Bの子育て・介護というのは、付加価値創出力は乏しく経済政策の核になるのか。むしろ、社会福祉政策と位置付けるものであろう。それに引き換え、全人類に恩恵をもたらすIPS細胞の商業化へ向けての治験がどうして他国で行われるのだろうか。政府の失策で貴重な学術上の成果が外へ流れていくのではないことを願う。