アメリカ 11月コア指数

アメリカのCPIは教科書どおりの動きであった。ヘッドラインのインフレは前月比0.3%下落。食品・エネルギーを除くコア指数は前月比0.1%のアップ。
日本の指数がどんな動きをするか興味深い。
それによっては、黒田総裁の追加緩和に関する判断が問われることになろう。

12/18ロイター
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0JV1VU20141217
米消費者物価はガソリン安で低下、利上げ時期予想変わらず
[ワシントン 17日 ロイター] - 米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は、総合指数が約6年ぶりの大幅な落ち込みとなった。ガソリン価格が下落した。ただ、連邦準備理事会(FRB)は来年半ばに利上げを行うという市場の見方が変わることはないとみられる。

前月比で0.3%低下、下げ幅は2008年12月以来の大きさだった。
前年比は1.3%上昇したが、2月以来の小幅な伸びにとどまった。
市場予想は、前月比が0.1%低下、前年比は1.4%上昇を見込んでいた。

食品・エネルギーを除くコア指数は前月比0.1%、前年比で1.7%それぞれ上昇した。

実質所得の伸びが0.9%と、6年ぶりの大きさだった。

ガソリン価格が6.6%下落し、2008年12月以来の大幅な下げとなった。

キャピタル・エコノミクス(ロンドン)のシニア米エコノミスト、ポール・デール氏は「米インフレ率が一段と低下しても、さほどFRBの懸念材料とはならない」との見方を示した。

低インフレがFRBの警戒を招く可能性を指摘する声も出ている。