総裁選は党員投票を見送る、安倍首相は元気溌剌なのに

国会議員票394票と党員党友票141票(各都道府県に3票)。党員党友票は、394票から253票減らされる。

 

9/2日経によれば、任期途中の辞任とコロナウイルス禍を党則の「緊急時」と位置づけ、全国一斉の党員党友投票を見送る。党幹部は準備に2か月かかるとみる。

 

党則の「緊急時」とは、内閣総理大臣が欠けた場合又は事故のある場合(内閣法第9条)であろう。9/1日経によれば、安倍首相は「防災の日」に防災訓練を指揮していた。とても「緊急時」とは言えない。

安倍首相の早く職を退きたいという我儘におもねっているとしか思えない。

 

河村和徳・東北大准教授「オンライン投票導入を」

竹中治堅・政策研究大学院教授「世論の反映選ばず残念」

 

9/3日経大機小機「日本の凋落をどう防ぐか」無垢

日本の凋落を防ぐ大前提は民主主義の確保である。

 

内閣法第9条 内閣総理大臣臨時代理(ないかくそうりだいじんりんじだいり)は、日本の内閣総理大臣が欠けた場合又は事故のある場合に、臨時にその職務を担う国務大臣として予め指定された大臣が用いる職名である。

 

ただし、この職名の使用は、実際に当該事態が発生しその職務を行う場合に限られる(俗称たる「副総理」と異なり、当該指定をされた大臣が日常的に称することはできない)。

首相が死亡した第2次大平内閣の伊東正義臨時代理、および首相の病気回復が見込めなかった小渕内閣青木幹雄臨時代理は、就任後ただちに閣議を開き内閣総辞職しているが、新内閣発足まで職務執行内閣の長として首相の任務を代行した。特に伊東臨時代理の場合は、衆議院解散中の首相死亡を受けての就任であり、第36回衆議院総選挙・第12回参議院選挙(衆参同日選挙)後の新国会が新首相を指名するまで1ヵ月以上、職務執行内閣内閣総理大臣臨時代理の地位にあった。