今年の干支、辛丑(しんちゅう、かのと・うし)について

邦光史郎「干支から見た日本史」毎日新聞社より、

曲がっていたものを伸ばすという意味。

前年(2020年)庚子(かのえ・ね)新しくはじまる事象がそのまま進展するか、騒乱の因となるかという年回りである。

辛丑の年(2021年)になって、新勢力がさらに力をつけはじめ、徳川家康関ヶ原で勝利して、徳川幕府300年の基を開いた。

次の(2022年)壬寅(みずのえ・とら)それらの勢力がさらに進展する年回りである。

 

このことは、現代の例に当てはめると、前年に安倍首相が退任し菅首相に交代したこと、トランプ大統領がバイデン次期大統領に選挙で敗れたこと、コロナウイルスが大流行したことが当てはまる。

今年は新勢力がさらに力をつけ、来年は一段と勢力を増すことになる。コロナは今年で終息せず、2022年まで続くことになる。支持率の低下している菅首相はどこかで持ち直し、長期政権を望めるようになる。

どのようになるか見ものである。

 

古代の例、天皇家が始まる

701年. - 大宝元年皇紀1361年。辛丑の年。